説教癖が出てきた水穂
『秋田弁護士の出張』
『ナニワ金融道』かと見間違うような汚い話。
おまけにファンタジー化してます。
秋田弁護士が出張中に風俗店に行こうとしたら水穂のそっくりさんに出くわす。
本シリーズの売りであるリアリズム・清潔感を著しく損ねているので、読み飛ばし推奨。
水穂の出番は少なく、本作は秋田弁護士が主役なので、
完全な「異色作」のつもりなんでしょうね。
『誰が彼を殺したのか』
過労死した社員の妻が会社を訴える。
水穂(原告側)と後輩弁護士(被告側)が激突。
ここまではよくある話だが、
原告側が引いて終わるところが新しい。
『斜め前』
披露宴当日に花嫁が失踪、ご祝儀の返還を求める親戚
「ご祝儀」の法的解釈が興味深い。
書面に寄らない贈与(民法549条)か贈与契約(民法550条)かにあたり、
披露宴に出席した時点で契約成立。
花嫁無しの披露宴も「披露宴」と言えるのだろうか?
結婚、離婚、夫婦に全く焦点が当たってないのが新しい。
逃げた花嫁は殆どしゃべりもしない。
『正しいこと』
正当防衛、緊急避難、現行犯逮捕の要件について学べる。
<山崎水穂の胸について>
5巻では子供に「Dはあるかな」と言われ、
本巻でも同僚に「Dはキープしないと」と言われている。
どうやら水穂の胸がDカップということにされているようです。
今日び、Dぐらいじゃ全然インパクトが無いです。
あ...
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